CCP悪素地用(錆面)プライマー

タフコート  CCP

強力防錆プライマーで環境貢献

CCPは鉄鋼構造物維持管理の
大幅合理化を実現

  • 一般塗料
  • 6年目に全体塗り替え
  • 11年目に2度目の塗替え
  • 通常は、原材料費、動力エネルギー費が高騰。工期短縮も困難。
    環境負荷も大きい。
  • CCP
  • 3年毎に錆汁チェック
  • 11年目に再塗装の判断
  • CCPの防錆効果で全体塗り替えの必要性なし。
    ただし、美観上の塗り替えは別途検討が必要です。

錆びた鉄板などにCCPを塗布し、
強度腐食促進テスト キャス試験
(JIS Z 2371 ) を実施しました。

CASS 264時間 錆び鋼板 プライマー CCP117 (透明) 上塗り なし CASS 264時間 磨き鋼板 プライマー CCP117 中、上塗り O-421(AU) CASS 120時間 磨き鋼板 プライマー 市販錆止め塗料 中、上塗り 市販一般塗料

所 見

  1. 平面部分
    塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
  2. クロスカット部分
    1)腐食生成物は認められなかった。
    2)周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。

所 見

  1. 平面部分
    塗膜表面に腐食生成物は認められなかった。
  2. クロスカット部分
    1)腐食生成物は認められなかった。
    2)周辺部の塗膜のふくれは認められなかった。

所 見

  1. 平面部分
    全面に赤褐色腐食生成物が発生、塗膜が浮き上がる。
  2. クロスカット部
    塗膜の浮き、ふくれが発生。
    試験続行の意味なく、中止。

CCPのご提案

  1. 新築・鉄板屋根、壁

    鉄板・鉄骨は経済的な建設資材です。CCPで錆をストップし、普通鋼板で長寿命の建築構造体が可能となります。

  2. 鉄板屋根・壁の塗替え

    ケレンが不十分でも、強い錆止め効果があり、 再塗装の期間が長くとれます。熱交換塗料と組み合わせれば、省エネ効果や作業環境の改善が実現します。特に冬場結露しやすい建物の腐食対策には最適です。

  3. 腐食環境の厳しい施設、
    設備

    臨海部や腐食性薬品の強い環境下でも、鉄部を保護し、寿命を延ばします。サイロ、ホッパー、タンク、排水処理槽、ベルトコンベアー、階段など腐食でお困りの箇所も安心です。特に海水接液部では効果的です。

CCPの実績

前橋工科大学 CCP+熱交換塗料 2005/6 → 2008/7

右は施工後3年経過しているが、錆は全く見られない。

元の折板屋根は錆が激しく、残り錆の上から下塗りプライマーCCP、中塗り上塗りが熱交換塗料。ケレンは2種ケレン。 熱交換塗料の遮熱効果も10℃以上継続して発揮している。

よくあるご質問

  1. CCPの寿命は

    1)発売以来20年になりますが、亜硫酸ガスや塩害などを除き、大規模な塗り替えはありません。

    2)ただし、CCPは錆止めなので、トップコートの塗り替えは必要です。

    3)鉄部の錆止め効果は持続していますが、塗り替えたトップコートのアンカー効果はなくなっていますので、塗替えの際は、もう一度CCPを塗布します。

  2. 新しい鉄板やメッキした鉄板に使えますか

    新しい鉄板類は黒皮の除去が必要です。溶融亜鉛メッキでも強力に付着し、錆止めの相乗効果が生まれます。

  3. 価格は重防食プライマーよりは安く、一般の錆止めよりは高価です。

    しかし、3種ケレンで大丈夫なので、トータルコストは安くなります。